【絵本】『ジャガーには なぜもようがあるの?』

ネットの海を徘徊してたらみつけた絵本です。
Amazonさんにもあったのでぽちりました。

『ジャガーには なぜもようがあるの?』
(アンナ・マリア・マチャード再話/ジアン・カルビ絵/福井恵樹訳/ほるぷ出版/1983年)

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ブラジルのインディオに語り継がれている民話だそうです。
登場人物は、一部例外もありますが全て擬人化された動物です。

あらすじとしては以下です。

土地持ちのジャガーが、畑を耕してくれる動物を雇いますが、誰の働きっぷりも気に召しません。
期待せずに雇ったうさぎがそれなりに働きましたので、ジャガーは報酬としてうさぎに雄牛を与えました。
うさぎは雄牛を屠って食べようとしたところ、ジャガーが現れて脅し、雄牛を全部たいらげてしまいます。
(雄牛だけは動物のまま、家畜として登場してます。うさぎも肉食になってる…^^;)
腹を立てたうさぎは一計を案じて、ジャガーを柵に閉じ込めて放置します。
ジャガーは、傍を通りがかったこれまで雇った動物達に助けを乞うも、皆知らん顔。
たまりかねたジャガーは柵に突進して無理やり壊してやっと外にでます。
その時に柵で身体じゅう傷がつき、それがジャガー模様になった…、とゆうもの。

おお。予想外(゚∀゚;) ジャガーさん悪役でした。しかもちょっとおどろおどろしい。
中米古代文明の崇拝対象とゆうイメージが強かったので、おまぬけな悪役とは…、新鮮です。
とはいえブラジルは場所も違えば、民話ってそこまで昔ではないものもあるだろうし、時代も違う?

うろ覚えで恐縮ですが、学生時分に図書館でアフリカの民話集を借りて読んだ時、
ライオンが、ぱっと見は立派で他の動物からも動物の王として一応敬われてるけど、
実はそこまで優秀でもなくて若干おまぬけ、…な役回りで描かれてたのを思い出しました。

このおはなし、インディオの人々にとってのジャガーの存在が、よくも悪くも垣間見える気がします。
家畜を荒らす憎い動物でもあるのでしょうが、憎めなくておまぬけな感じがただよってて、
それだけ身近な動物なのだろうな~、などと思います。…日本だとカラスに近いイメージかも。

それと、このおはなしで一番印象に残るのは、柵に閉じ込めるのが懲罰、とゆうくだり。
娯楽として動物園通いをしているだけの身にとっては、重く響く箇所ではあります。
文章がまとまらずいつまでも記事が上げられないので、これ以上書かないけど…。

でも、オチとして模様は傷跡だったというのは、痛そうだけど豪快だな~と思います(*^v^*)
トラがバターになるのと同じとまでは言わずとも、それに近い愉快爽快感がありますね。

最後に、動物達の挿絵がとってもかわいいです!

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