フェニックスのはじめまして

今月半ば、夏季休暇で宮崎→鹿児島と周ってきました。
以前から気になっていた宮崎市フェニックス自然動物園に行きました。

フェニックスといえばフライング・フラミンゴショーが有名なのですが、
今回は他のトリさん達、中でも初めて会った3種を紹介したいと思います。

アフリカ園を通りすぎたところ、通路の向こう側に見慣れないお方が…。

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こちらはインドトキコウだそうです。

パキスタン~中国南部の温暖な気候の地域に生息してるようです(wikiより)。
JAZAの飼育動物検索によるとフェニックスのみでの飼育です。

「キリッ」

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オレンジ色のアタマにクチバシ、なんともインパクトがあります。
それを覆う白と黒の羽毛…、美しいお姿です。
オレンジ部分は繁殖期には赤くなるようです(再びwiki)。

映りは今イチですが飛んでるところ。

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お食事タイムでサカナ(アジだったかな…?)を飲みこむ様子。

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ウロコがひっかからないよう、アタマから飲みこんでます。
右下には同居してるペリカンさんが見切れてます。

ペリカンさん4羽と同居されてますが、マイペースに過ごしておられる印象でした。
この日は当初早めに退出予定で足早に周っており、ガイドも眺めただけで終わりましたが、
結局やはり時間が足りずに退出を遅らせたので、性別とかお名前とか伺っておけばよかった。

続いて、コモンラッパチョウ

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首元の玉虫色!うっ、美しい…!
それ以外はシックな色合いなためにワンポイントお洒落というかファッショナブルです。

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クチバシと脚元が緑色なのもぬかりありません。この写真では判りにくいですが。
柵の目が詰まっててもんやり写真が多いですがご容赦を。

アマゾン川やオリノコ川流域に生息。それだけでより親しみを覚えてしまいます。
NHKの動物番組『ダーウィンが来た!』のHPにラッパチョウの紹介がありました(こちら)。
殆ど飛ばなくて、樹上のサル達が落とした木の実を食べているのだそうです。

フェニックスでも、ラッパチョウ放飼場に隣接してリスザル放飼場をつくり、
上部に通路を延ばしてリスザルのエサ場を設置し、食べこぼしが落ちるようにしてるそうです。

リスザル達は狙い通りそこでエサを食べて果物などを落としてくれたそうですが、
ラッパチョウ達はそれには興味を示さず、自分達専用のゴハンを食べていると掲示にありました。

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この通り。
ただしこの時はリスザルは上部の通路にはいなかったけど(^ω^;)ゞ

以前は札幌の円山動物園でも飼育していたようで、
そちらでは隔てるものなしで観覧できたみたいでうらやまし~(*^∀^*)

今回の最後に紹介するのはクラハシコウ

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(更新の止まっている)掛川花鳥園のブログに紹介がありましたが、
種名の由来はクチバシ上部の黄色い部分がウマの鞍に似てるからだそうです。

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光彩が黄色いのがメス、ともありますので二羽ともオスかと思いますが、
リサイズ前の写真も解像度粗くてわからない(^∀^;)ゞ

現在の掛川花鳥園HPには紹介がないので飼育終了してるのかな?
JAZAの飼育動物検索ではインドトキコウと同じくフェニックスのみでの飼育のようです。

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それにしてもクラハシコウもお洒落なカラーリングとバランスです。
今回紹介した3種とも、全体的に落ち着いているけど一部が華やかという
自分の好みにぴったりなお姿をしていて、新しい出会いに感謝です。

クラハシコウは滞在時間を延ばしてなければ見落とすところでしたのでよかったです。
次回はいつ来れるかわかりませんが、その時はもっと観覧時間をとりたいです。

フェニックスの記事はいつものように気乗りしたものからまとめていく予定です。

(2016/09/13撮影)

20歳のお誕生日に逝ったコタロウさん

先月、8月8日に浜松市動物園のコタロウさんが亡くなりました。

浜松市動物園公式HP、飼育員だより 「訃報」

書いてある通り、この日はコタロウさんの20歳のお誕生日でした。

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実は当日、お誕生日祝いに浜松市動物園へ約一年ぶりにでかけてまして。
中獣舎から現れないコタロウさん、夏場だし体調様子見かな?などと思いながら、
バックヤードから出てこられた飼育員さんにお声かけして、知りました。

まさか20歳の誕生日当日に逝くだなんて思ってもみず、なんと言えばよいのかわからず…。

数日前から体調がすぐれなかったようです。
今年はかねてよりお誕生日には必ず会いに行こうと思っていたのですが、
上半期のうちに会いに行っておかなかったことが悔やまれます。

なので写真が前のもので心苦しいのですが、
2014年12月の訪問のうち、アップしてなかったものをいくつか。

この日はものすごく風が強くて寒くて、閉園前に退出したのですが、
思いの外いろんな表情のコタロウさんを観ることができました。

備えつけのウッドデッキでごめん寝状態のコタロウさん。

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(こんなの撮れてたのか…)

コタロウさんも変顔が多いジャガーさんのひとりでした。

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そしてその変顔が大好きでした。

もちろん変顔だけじゃなくて、コタロウさんのお顔だちが大好きでした。

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おにぎりのようにエラの張ったアゴ、おまけに幅広の鼻筋のおかげで、
ジャガーにしてはほっそりしたマズルにみえる独特でチャーミングなお顔だち。

コタロウさん自身への惜別も勿論ですが、このご尊顔をもう拝めないのがとてもさみしい…。

でもって、なんとなくイラストでみるキツネのようなお顔だちだった奥方サチさんと合わせて、
"おいなりとおにぎり"と自分の中で呼んでいた浜松ジャガーさん夫妻でした。

とってもとっても仲がよかったとネットを通じて知っていたサチさんとコタロウさん、
初めて浜松を訪問した時には高齢のサチさんの体調管理のため既に別居となっていました。

揃って過ごしている二頭はどれくらい仲がよかったのだろう…(*・ω・*)、
あと一年動物園通いを早く始めてたら…、と今でもやっぱり思わなくはありません。
とはいえ、二頭とも存命中に何度か浜松を訪問できたことは恵まれていたとも思います。

先んじて普段の生活が別々となっていたとはいえ、
2012年10月にサチさんが亡くなった後、コタロウさんは元気がなかったと聞いています。

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確かに、溌剌ゥ~!とはみえなくて(それなりの年齢なんだからそりゃそうなんだけど)、
おひとりで過ごすコタロウさんをみるのはたまに会いに行く程度のファンなりに心苦しかったのでした。

だから、普段は訃報に際してもヒトと同じように考えないようなるべくしているのですが、
コタロウさんの場合は、もうサチさんと会えたかな、と真っ先に思いました。

浜松市動物園の公式HPでは訃報とは別に、追悼記事も載せてくれているのですが、

「コタロウを偲んで・・・」

二頭の存命当時の様子を知れて嬉しいです、本当にありがとうございます。

それにしてもコタロウさんなかなかに個性つよいな…。
単独展示で年に数回訪問する程度だとなかなか知り得ないもので。
個体紹介掲示にあった、雨の日にぬちゃぬちゃしながら歩くのが好き、ってこうゆうことか(≧m≦)

サチさんとコタロウさんの愛称の由来まで知れるとは。
どちらも浜松でついた名前だったのですねぇ。

ジャガーなのにトラ。

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いや意味はわかるのですが。つい言わずにはおられない。

虎の様に大きな体になるように、「虎太郎」
幸せになるように、「幸」

どちらもどうぶつ達への愛情が込められたいいお名前だと思います。

亡くなった日に撮った浜松のジャガー舎。

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本当は訃報告知が出るまで滞在したかったのですが、
翌日の予定もあり、当初の滞在リミットまででジャガー舎のみ撮影して退出しました。
帰宅後にTwitter経由で当日に掲示を出してくださってたと知り、ありがとうございます。

コタロウさん、長い間おつかれさまでした。
そして楽しい時間をどうもありがとうございました。

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おやすみなさい。
今頃はサチさんとのんびり過ごしてるでしょうか。

(2014/12/18撮影)