おつかれさまでしたハルさん

わんぱーくこうちアニマルランドのハルさんが3月6日の夜に亡くなったそうです。

わんぱーくこうちアニマルランドのお知らせ 「日本最高齢のジャガー『ハル』が亡くなりました」

朝日新聞デジタル 『高知)日本最高齢のジャガー亡くなる がんで闘病』

朝日新聞の記事では担当さんの「がんを患ってから7年も生きて、生命の強さを見せてくれた。」
というコメントがまさにその通りだと思います。本当に本当に長いことがんばってくれました。

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写真は自分が最後にハルさんにお会いした昨年5月15日、彼女のお誕生日から。
(※昨年は寝室をジャガー舎からトラ舎に移して過ごしていたため写真の展示場もトラ舎のものです)

既に普段は非公開となり療養されていましたが、この日は終日お会いすることができたのでした。
仕事が休みで本当によかったよ!

いつもの、可愛らしいお祝いイラストがついて手が込んでるプレゼント。

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腫瘍は一昨年よりもさらに大きくなっていて、傍からも痛々しい様子だったけど、
おニクも完食してくれて、毛づくろいやひなたぼっこしてる姿は健在を感じさせてくれました。

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人工哺育で育ったためにひとなつっこかったと伺っているハルさん。

初めて訪問した時は、そわっとお名前を呼ぶ度に振り向いてくれて嬉しかったです。
翌日の仕事に備えて早めに退出したのですが、名残惜しくて園内一周した後もっかいさよならのご挨拶してみたら
「え、あんたさっき帰ったんじゃなかったの」という顔でみられたのも愉快な思い出です。ありがとう。

自分がわんぱーくこうちに通い始めた頃ハルさんは既にがんを患っていたので、
お会いする度すこしずつ腫瘍が大きくなる彼女をみて自分にできることはないながらも気にかかってはいました。
と同時に過ごす姿はお元気そうでとべから帰還したルモ君との同居にも気力充分という様子でした。

何年かの動物園通いでガンや腫瘍と判明して亡くなるまでの期間というのは決して長いものではない、
という印象を持っていたので彼女の生命力は驚異的だったように素人目には思えます。

先月からは動物病院で過ごしていたと朝日新聞の記事にありましたが、
それにより暖かい環境になったため一時崩した体調を持ち直されたとも先月の訪問の際に伺っていました。

住居環境だけではなく、最後のひとときをより職員さん達の近くで過ごせたことは
人工哺育だったハルさんにとってよかったのではないかと思います。思いたい。

ハルさん自身がどう思っていたのか一来園者の自分には知る由もないけれど、
ルモ君やココちゃんが来てくれてハクちゃんが生まれてくれてにぎやかなジャガー舎に
長らくハルさんが過ごしてくれていたことは、自分にはとてもありがたくまた嬉しいことでした。

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(全て2017/05/15撮影)

ハルさんはりりしく整ったお顔だちに愛くるしいおジャガー柄(模様ではない)をそなえたジャガーさんでした。

ハルさん、本当に長い間おつかれさまでした。そして貴重な時間をありがとうございました。

それから長らくハルさんのお世話をしてくださったわんぱーくこうちの職員の皆様にもありがとうございます。
昨年のお誕生日会でハルさんの存在を地元の人々に伝えてくださったことにも感謝しています。
個人的に動物園の飼育個体は地元民に知られてナンボ!愛されてなんぼ!と思っています。

※※
ここは自分のためのスペースなのでアップしたいものをアップしたいようにアップしますが、
次の写真は腫瘍が目立つので苦手な方は追記を開くのは控えてください。

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20歳のお誕生日に逝ったコタロウさん

先月、8月8日に浜松市動物園のコタロウさんが亡くなりました。

浜松市動物園公式HP、飼育員だより 「訃報」

書いてある通り、この日はコタロウさんの20歳のお誕生日でした。

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実は当日、お誕生日祝いに浜松市動物園へ約一年ぶりにでかけてまして。
中獣舎から現れないコタロウさん、夏場だし体調様子見かな?などと思いながら、
バックヤードから出てこられた飼育員さんにお声かけして、知りました。

まさか20歳の誕生日当日に逝くだなんて思ってもみず、なんと言えばよいのかわからず…。

数日前から体調がすぐれなかったようです。
今年はかねてよりお誕生日には必ず会いに行こうと思っていたのですが、
上半期のうちに会いに行っておかなかったことが悔やまれます。

なので写真が前のもので心苦しいのですが、
2014年12月の訪問のうち、アップしてなかったものをいくつか。

この日はものすごく風が強くて寒くて、閉園前に退出したのですが、
思いの外いろんな表情のコタロウさんを観ることができました。

備えつけのウッドデッキでごめん寝状態のコタロウさん。

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(こんなの撮れてたのか…)

コタロウさんも変顔が多いジャガーさんのひとりでした。

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そしてその変顔が大好きでした。

もちろん変顔だけじゃなくて、コタロウさんのお顔だちが大好きでした。

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おにぎりのようにエラの張ったアゴ、おまけに幅広の鼻筋のおかげで、
ジャガーにしてはほっそりしたマズルにみえる独特でチャーミングなお顔だち。

コタロウさん自身への惜別も勿論ですが、このご尊顔をもう拝めないのがとてもさみしい…。

でもって、なんとなくイラストでみるキツネのようなお顔だちだった奥方サチさんと合わせて、
"おいなりとおにぎり"と自分の中で呼んでいた浜松ジャガーさん夫妻でした。

とってもとっても仲がよかったとネットを通じて知っていたサチさんとコタロウさん、
初めて浜松を訪問した時には高齢のサチさんの体調管理のため既に別居となっていました。

揃って過ごしている二頭はどれくらい仲がよかったのだろう…(*・ω・*)、
あと一年動物園通いを早く始めてたら…、と今でもやっぱり思わなくはありません。
とはいえ、二頭とも存命中に何度か浜松を訪問できたことは恵まれていたとも思います。

先んじて普段の生活が別々となっていたとはいえ、
2012年10月にサチさんが亡くなった後、コタロウさんは元気がなかったと聞いています。

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確かに、溌剌ゥ~!とはみえなくて(それなりの年齢なんだからそりゃそうなんだけど)、
おひとりで過ごすコタロウさんをみるのはたまに会いに行く程度のファンなりに心苦しかったのでした。

だから、普段は訃報に際してもヒトと同じように考えないようなるべくしているのですが、
コタロウさんの場合は、もうサチさんと会えたかな、と真っ先に思いました。

浜松市動物園の公式HPでは訃報とは別に、追悼記事も載せてくれているのですが、

「コタロウを偲んで・・・」

二頭の存命当時の様子を知れて嬉しいです、本当にありがとうございます。

それにしてもコタロウさんなかなかに個性つよいな…。
単独展示で年に数回訪問する程度だとなかなか知り得ないもので。
個体紹介掲示にあった、雨の日にぬちゃぬちゃしながら歩くのが好き、ってこうゆうことか(≧m≦)

サチさんとコタロウさんの愛称の由来まで知れるとは。
どちらも浜松でついた名前だったのですねぇ。

ジャガーなのにトラ。

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いや意味はわかるのですが。つい言わずにはおられない。

虎の様に大きな体になるように、「虎太郎」
幸せになるように、「幸」

どちらもどうぶつ達への愛情が込められたいいお名前だと思います。

亡くなった日に撮った浜松のジャガー舎。

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本当は訃報告知が出るまで滞在したかったのですが、
翌日の予定もあり、当初の滞在リミットまででジャガー舎のみ撮影して退出しました。
帰宅後にTwitter経由で当日に掲示を出してくださってたと知り、ありがとうございます。

コタロウさん、長い間おつかれさまでした。
そして楽しい時間をどうもありがとうございました。

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おやすみなさい。
今頃はサチさんとのんびり過ごしてるでしょうか。

(2014/12/18撮影)

最後に会った日のプリメーラさん

7月5日、とべ動物園のプリメーラさんが亡くなりました。

とべ動物園公式HPより、「ジャガーのプリメーラ(♀)が死亡しました。」

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20歳と8ヶ月、死因は肺炎とのことです。

朝日新聞のWEB版にも詳細が掲載されていました。

朝日新聞デジタル 「愛媛)ジャガー「プリメーラ」死ぬ とべ動物園」

6月上旬、動物園仲間であるなおさんに、
プリメーラさんの歩行の様子が不自然になっているとSNS経由で教えてもらいました。
なおさんはじめ、とべ常連の皆様も心配されていたようです。

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たまたま中旬に2連休シフトがありましたので、プリメーラさんに会いに行きました。

前日は放飼場に出ていなかったことをなおさんに教えていただき、
さらにお天気もすこぶる悪い中、会えない確率の方が高いだろうなと思いながら。

ですが、幸運にもお会いできました。タイミングに恵まれたことに感謝します。

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朝イチのプリメーラさん。

写真で観返すと、プリメーラさんだなと思うのに、
現地でファインダー越しにみた彼女のお顔つきは父グランデさんにそっくりにみえました。

もちろん、元々似てるのですけど。
なんだろうな目力でしょうか。

白いおなかが茶色くなっています。

土砂降りの雨の中、こけてしまったのだろうか…、と思ってたのですが担当さんによると、
大型ネコ科の個体の多くは亡くなる前には毛づくろいをしなくなり、身体が汚れてくるそうです。

歩行姿勢を保てなくなっていたプリメーラさん、身体を思うように動かせなかったのか
毛づくろいをしなくなったというよりは、おなか周りの毛づくろいができなかったのかな、と思います。

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前肢はかなり熱心に毛づくろいしていましたので。

お水を頻繁に飲んでました。

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腎機能の低下もあったのかもしれません。

投薬のために少量のおニクを与えられました。

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この時の食いつきの激しさと力強さたるや。

これも担当さんに伺ったことですが、
大型ネコ科は亡くなる直前まで食欲は落ちないことが多いそうです。

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まさにギラギラとした目つき、いや眼差し。

がっしゃんゆわせてトングにかぶりついてました。

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担当さんを追いかけて一瞬観覧通路の傍まで来てくれたのですが、今までよりちいさくみえました。

プリメーラさんからは生きようとするエネルギーを感じたけれども、
同時に自分がプリメーラさんに会えるのはおそらく今日が最後だろうと思いました。

今年のお誕生日もお祝いしに行けるだろうとちょっと前までは思ってたのだけどな…。

この紹介掲示も実際に観るのを楽しみにしていたのに、最初で最後になってしまいました。

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とはいえ、5月の訪問予定を見送っていたので(これはこれで致し方ないと思ってるけど)、
この日プリメーラさんにお会いできたことは本当に感謝せねばなりません。

それについては、いち早く様子を伝えてくださったなおさんに感謝です。
当日お話伺えました、担当さんお二人にも感謝しております。
個人的なスペースではありますが、どうもありがとうございます。

ところで自分にとってのプリメーラさんといえば、
ルモ君との仲よしそうにもゆかいなやりとりや、給餌イベントで間近にお顔を拝見した時の愛くるしさ、
だけど大型ネコ科女子らしい気の強さも持っていることなどが印象に強いです。

そういった彼女の印象は、朝イチ、バス停からジャガー舎まで続く微妙に上りの坂道を小走り気味に歩いて、
遠目にウッドデッキの上段で眠るプリメーラさんのお姿を確かめる…、という一連の動作と結びついています。

とべのジャガー達というか特にルモ君はよく寝てたから、
朝イチは速攻で辿りついておかないと収容直前まで寝てる姿しか観てないとかあったしね!
プリメーラさんの方が高いところで寝てたのも、二頭の力関係をよくあらわしてたと思うしね!

ルモ君は高知に帰還して、とべのジャガーといえばやっぱりプリメーラさんで、
なので、坂道を上っていった先のヌシがいないジャガー舎はさみしくてたまりません…。

今回の最後の一枚。

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給餌前、担当さん(おニクかも)を凝視する、白目入りプリメーラさん。

プリメーラさん、長い間おつかれさまでした。
楽しい時間をくれてどうもありがとう。

(2016/06/16撮影)

しずかさんの思い出と大牟田のこと

大牟田市動物園のしずかさんの訃報について。
先月2月16日、19歳と半年で亡くなりました。
亡くなられてから早一ヶ月が過ぎ、先日献花台も終了したとのことです。

公式HPよりお知らせ 「ジャガーの『しずか』が死亡しました」

写真は昨年12月、自分が最後にしずかさんにお会いした時のものです。

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この日はお休みされていた時間が長かったことと天候に恵まれなかったこともあり、
撮影枚数はすくなかったのですが、上の写真は目力を感じる一枚なので選びました。

今年はお会いすることはかなわなかったけれど、献花台を1ヶ月以上の
長い期間設置してくださったおかげで、今月上旬に献花に伺う機会を持てました。

非常にたくさんのお花や写真、イラストも供えられていて嬉しく感じました。
動物園で一生を過ごしたからには、来園者からはうんと悼まれてほしいのです。

しずかさんが亡くなるまでの経緯は公式HPにある通り。
昨年9月の検査で悪性腫瘍の可能性が高いと判明してからは都度経過報告もありました。

悪性腫瘍とのことで、遠くないうちお会いできなくなるかもしれないという心配はあれど、
目一杯ケアしてくださっていることを動物園から公式にまめにお知らせがあったおかげで
心強く見守れたことは、遠方の追っかけにはこの上なくありがたいことでした。

亡くなってからの解剖報告も含め、大牟田市動物園の情報開示の姿勢は
ありがたくも、他園でもあって然るべきではないかと動物園ヲタクとしては感じます。
ハズバンダリートレーニングなどの取り組みも含め、これからも大牟田市動物園を応援しています。

最後に会った日のしずかさんもう一枚。

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出来と個人的な好みの兼ね合いでこのチョイスです。

しずかさんには、以前の訪問では前代のカメラはシャッター音がうるさかったり
ムラムラした気配で驚かせてしまったこともあり、今更ながら申し訳ない…。

大牟田市動物園のジャガー舎は敷地内の一番高いところにジャガー舎だけがあって、
来園者が通りがからなければきわめて静かなのです。そのせいか彼女の個性によるものか、
物音に敏感でやかましいのがきらいなしずかさんでありました。

先日も、獣舎のぬしはいないけれども、ジャガー舎前の雰囲気は
ご存命の時とあんまり変わらないな…、と不思議な気持ちになりました。

担当さんや常連さんからいろいろお話を伺えたのですが(ありがとうございました)、
しずかさん、最後まで野性味を失わずにふんばってくれたのだと感じました。

病気が発覚してからうっすらと、もう一度お誕生日祝いに駆けつけたい…、
と希望していたのはかないませんでしたが、しずかさん長い間おつかれさまでした。
大牟田のジャガー舎前で過ごした時間は楽しいものでした。どうもありがとう。

(2015/12/15撮影)

チャゲさんの思い出は印象づよく

今頃ではありますが(ゆうに一ヶ月以上経過)、東山動植物園のチャゲさんの訃報です。

公式HPより、「ジャガーのチャゲが死亡しました」

先月、2月3日に肺炎で亡くなりました。22歳と4ヶ月余りでした。

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上の写真は2013/05/02撮影。同じものを訪問当時の記事にアップしていますが、
ピンボケにもかかわらず、自分のチャゲさんフォルダの中で一番よく撮れた一枚です。
昨年のお誕生日の頃にTwitterに文字を入れて再アップしたものをこちらにも。

チャゲさんには昨年のお誕生日の翌日に会ったのが最後でした。
その時には寒くなる前にもう一度会いに行こうと思ったのに、結局出かけず終いでした。
来春またお会いできるだろうと都合のよい期待をかけて足を運ばなかったことはとりかえしがつきません。

チャゲさんにとってはギャラリーが一人来ようと来なかろうとどうでもいいことに違いないのですが、
自分の心持ちの問題で、もう一度会いに行かなくてごめんなさい、という気持ちは消えません。
おそらく今後も消えないのでしょうが、どんな形であれ覚えていることに重きをおいて免罪符にしたい…。

そんな中ではありますが、2月25日に遅ればせながら献花へ行ってきました。
献花台のあるうちには間に合わなかったけど、担当さん達にお話伺えることができてよかったです。
お忙しい中お時間割いていただいてありがとうございました。

ここからは個人的な思い出話をなるべく簡潔に書いてみたいと思います。
チャゲさんは東山に訪問した際にお会いできなかったことも多々あったジャガーさんです。

初訪問するもゾウ舎改修工事の影響でお会いできず、展示再開時期未定のままバックヤード飼育になったり。
幸い展示再開されて約一年越しで初対面を果たしたものの、翌月には体調を崩されて非公開が続いたり。
その後驚異的な回復を遂げられてその年の長寿動物に選ばれたけど、台風の影響で表彰式が流れたり。

それらの出来事にともなって、落胆したり喜んだり心配したり喜んだり歯噛みしたり…。
お会いできた回数は多くはないものの、会えなかった時の出来事のおかげ(?)で、
彼女は他のジャガーさん達にはない思い出も持たせてくれた気がします。

とはいえ、直にお姿を拝見できた時の嬉しさがやっぱり大きかったです。
会えた時は彼女の体調もよいということですから、よく歩きまわりよく吼えてたチャゲさん。
お歳を感じさせないお姿に感心したり、何を思って吼えるのかなぁと眺めたり、楽しい時間でした。

展示再開後ほどなくして大きく体調を崩されたけれど、その後丸三年健在な姿を来園者に魅せてくれて、
先日伺ったお話からは、身体的にもギリギリまでふんばってくれたのだと感じました。
堂々とお礼言えないとはいえ、感謝の言葉で結ぶ以外やりようがない気がします。

たくさんのというか浮き沈みの激しい思い出をどうもありがとう。
なかでも3年前、二度と会えない覚悟もしていたのに再会のチャンスをくれたこと、本当にありがとう。

キコさんの訃報

さる9月5日、日本平動物園のキコさんが亡くなりました。

日本平動物園公式HPより、「ジャガーのキコが死亡しました」

(2015年10月追記)
訃報記事は現在は取り下げられています。
卵巣腫瘍が疑われる旨記載されていました(自分用覚え書き)。

自分がキコさんに最後にお会いした日の一枚です。

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先々月、7月16日に撮影しました。雨が降ってて湿度の高い日でした。
キコさんもアラシどのも7月がお誕生月なのでお祝いがてら会ってきたのですが、
それが最後になるとは思いもよらず…。

この時は遠征最終日に日本平訪問というスケジュールで、
お祝いのお花持っていくつもりしてたけど前日までの旅程で買うタイミングを逃したまま、
まあ来年以降もお祝いできるし、と思って手ぶらで訪問したのが悔やまれます。

動物達との出会いは常に一期一会。

…なんですけど、やっぱり思いもよらない訃報でした。
今日のところはこれだけ、いずれきちんと追悼の記事を書きたいと思っています。

最後に会った日のチャペさん

更新がこれまでで一番しばらくぶりになってしまいましたが…、

「国内最高齢クロジャガー死ぬ 熊本市動植物園」 (産経WEST)
「クロジャガー「チャペ」天国に 熊本市動植物園」 (熊本日日新聞)

熊本市動植物園の国内最高齢ジャガー、黒変種のチャペさんが6月27日に亡くなりました。

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自分が最後にチャペさんに会ったのはその10日前、6月17日です。
その時は8月にも九州行く予定だからまた会いに来よう、と思ったのですがかないませんでした。

Twitter経由で最近は午後展示らしいと伺っていたので、16日午後と17日午後に伺いました。

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16日は終日寝室で過ごされたので、チャペさんのお顔をみることができたのは17日のみでした。
17日は今日も会えないかもしれないなぁと思いながら訪問したので、お会いできて本当によかったです。

16日も寝室との柵越しに時折ぴょこぴょこと動くチャペさんのシルエットがみえたので、お元気そうだなと。
15日は体調がすぐれなくて終日寝室、16日は午後放飼場への扉を開けるも自分で戻ったそうなのでやっぱり寝室。
だったそうです。17日はどしゃんこ降りだったけど雨自体はそんなに嫌いではないそうで、出てきてくれました!

17日のチャペさん。
水もしたたるいいチャペさんです。濡れた黒い毛並みはさらにつやっつや。

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よく歩いておられました。3日ぶりのお外を楽しんでらしたのかもしれません。
濡れたコンクリ床が嫌だったのかもしれないですが…。

時折、合計4回だったかな、後ろ肢がふんばりきれなくてずるりっとこけちゃう場面が観られました。
ハラハラしながらじっとり観てましたが、当のチャペさんは気にするそぶりもなくてくてく…。

何度かお水も飲んでました。

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要するに、いたっていつも通りなチャペさん。
確かに昨年10月にお会いした時よりさらに足腰が弱ってましたが、鋭い眼差しも健在でした。

この日はお天気にも恵まれずいつも以上に難攻不落の鉄柵で、撮れる気もせず無理して撮るつもりもなく、
でも今回の更新にあたって観返してみたら思っていたより撮影枚数がすくなくてさみしい…。
致し方ないんだけど。

後ろ肢がよろけてこけた姿をみて、自分が会いに来れるのは今回が最後かもしれない…、と思ったり、
いや足腰が少々悪くなっても他に芳しくないところでもなければこれからもお元気で過ごしてくれるはず、
と思い直したり、思考が行きつ戻りつしながらチャペさんを眺めてました。

でもこの訪問から10日後に亡くなるとは思わずというか思いたくはなかったし、
だけど、最後に会ったのが昨年10月ではなくほんの少し前であったのはよかったし、
だからといってもうお会いできないのがさみしくないわけがなく、行きつ戻りつしたままです。

この日一番お顔がよく映ってると思った一枚です。

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ヨダレたれてるけど…。
鋭い眼光、きりっと結ばれた口元はこれまでお会いした時と全く遜色ありません。

担当さんが毎日チャペさんに細やかなケアをされていたとありがたくも知ることができていたし、
腫瘍もなく完全な老衰だったそうで、やっぱり亡くなる直前までお元気だったのだと思うと何より喜ばしいです。
(これもまた熊本の職員さんのおかげで知ることができているわけで、本当にありがとうございます)

そしてなによりチャペさんが24年と5ヶ月半という長い間、
つやつやとした黒い毛並みと鋭い眼光を魅せてくれたことに感謝です。
チャペさん、どうもありがとうございました。おつかれさまでした。

年に2回も会えればいい方な自分には渋くてかっこいいチャペさんの印象がつよいけれど、
職員さんから伺えたエピソードや地元の来園者さんが撮影されたであろう動画などみてみますと
チャーミングさも持ちあわせておられたことがわかります。

来月上旬におそらく短時間の滞在ではありますが、手を合わせに行くつもりです。
大型ネコ科長屋、ユキヒョウのスピカさんもライオンのリボイさんもアムールトラのチャチャちゃんも
皆素敵だけど、チャペさんの姿がないあの並びはやっぱりさみしいですね…。

グランデさんの一周忌

もう日付が変わってしまうけど、本日(3月22日)で
京都市動物園のグランデさんが亡くなってちょうど一年です。

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(2013/02/21撮影)

昨年、選んでいたうちの何枚かをあらためてアップします。

お食事中。

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(2012/08/28撮影)

魔性のグランデさん…。

グランデさんはジャガーの中でも容易に識別可能な特徴的なお顔だちをされてますが、
やはり自分にとって彼のこのお顔だちが、全国のジャガーに会いに行くようになる
大きなきっかけだったのだな…、と今なお写真観返しつつ感じるのでした。

ところで、この頃から背中や後ろ肢がかたまったような症状が顕著になってきた気がします。
(居合わせた職員さんに変形性脊椎症と伺いました)

帰宅後に病名を検索してみて涙したりもしていました。
が、その後一年半もそのお姿を来園者にみせてくれていたグランデさんはやはりすごいと思います。

おそらく亡くなる前日までお外に出てらしたのではないかと思っているのですが、
3月に会いに行かないままだったので、近さに安心せずまめに会いに行くことが大事ですね…。

おやすみ中。

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(2012/09/11撮影)

今、京都市動物園のジャガー舎はミワちゃんが元気に暮らしていて
(先日会いに行ったらどっしりしていてびっくり)、京都の来園者さん達にも
ミワちゃん、ミワちゃん、と人気でした。まことに嬉しい限りです。

でも来園者の皆さんグランデさんのことは忘れないだろうな~、と思っていますよ、グランデさん。

オジャガさんの一周忌

野毛山動物園のオジャガさん。
みまかられて今日でちょうど一年になります。

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(2013/04/16撮影)

自分が最後にオジャガさんに会った日に撮影した中から一枚。

存命の頃に存じていた以上に、数奇な生涯を駆け抜けられていたと後に判明したオジャガさん。
そのことにかかわらず、こちらがどのような感慨を抱こうとも、彼女は彼女。

もしまた野毛山動物園のあのスペースで彼女に会えたとしても、
わたくしは相変わらずもごもごつぶやきながらじっとり眺めるだけでしょうなぁ、間違いなく。

26回目のグランデさんのお誕生日

タイトルのとおり。

グランデさん、26歳のお誕生日おめでとうございます。

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(2012/08/28撮影)

めでたそうなキメの一枚ではないけれども、
どんなタイミングで切りだしてもその瞬間独自の魅力をはなつグランデさんです。

ほんの一か月半ほど前までは、京都東山まで馳せて、グランデさんに直接おめでとうを伝える気満々でした。
今日、グランデさんは自分の目の前にいないというだけで、お祝いを伝えたい気持ちに変わりありません。

ちょうど一年前、京都市動物園のジャガー舎前でグランデさんに25歳おめでとうを伝えながら、
こころのどこかで「来年は伝えることはできないかもしれない」と思っては、やはりいました。

でもそれはいつもの、「今日会えるのが最後かもしれないよ」という覚悟めいた言い聞かせではなく、
すこぶる単純に、26歳という寿命はネコ科動物で聞くことはまずなくて未知の領域のように感じていただけ。

来年もあなたはこちらでお誕生日を迎えるのだから、一年後もまたおめでとうを言いに行くからね、
と言い聞かせてるようで、本当に彼は30歳くらいまで生きるのではないかとも同時に思ってもいました。

だってこの健康そうな、綺麗に4本揃ったキバ。

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(2013/01/11撮影)

アクビ写真載せる度におんなじこと書いてたけど。
グランデさんのキバ、大好きだった。

だけど、夏に入った頃から下半身の辺りが、そして年明けには全体的に痩せてしまったグランデさん。

前回に会った時より痩せておられると気づいた訪問の時は、やっぱり気がかりになったけど、
ゆっくりながらもお食事はたいらげてるし、眠ってる時間が長くなってもお元気な姿はみせてくれてるし、
今のこのゆっくりした流れでまだ当分、お会いできるんじゃないかとも思ってました。

昨年のお誕生日以降、お会いする度に次のお誕生日まであと幾月…、
となんとなく数えてた気がしますが、自分が最後にグランデさんに会った2月26日、
いつものお元気なグランデさんだから、5月まであと二か月半だしと、どこか安心してたのです。

渋いグランデさん。

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(2013/02/21撮影)

だから3月22日、グランデさんの訃報を知って、
うわーん!26歳まであと1ヶ月半じゃない、おめでとう言いに行く気満々だったのに!
ってなんかとても自己中な感想が漏れた。

お誕生日さえ迎えられてたらそれでいいってわけでは勿論ないし。

いつか必ずくると判ってたこの日、
タイミング的には早いよ!って思わず言ってしまったけれど、
初めてお会いした時から同じことはうっすらと感じてたわけで、
それを考えれば思ってたよりもずっと、たくさんグランデさんに会えた。

そう思うと、もっと以前に予想してたようにボロ泣きするようなこともなくて、
自分って自分で思ってるより薄情なんじゃあ…、とも思ったりしながらしばらく過ごした。

グランデさん、彼を惜しむニンゲン達のことなんか割とどうでもいい感じに、
あっちへ着いて早々にペケーナさんといちゃこいてる姿がアタマに浮かんでしまったし。

自分の目で確認できなくてもご機嫌よさそう(に思えた)なら、必要以上に落ち込むこともなく。

滋味と興趣が同居するグランデさんフェイス。

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(2013/01/11撮影)

いいや、お会いできるならこの先何度だってウェルカムですが。

グランデさんへの気持ちを考えてみる時、"ありがとう"とか、"でも本当はもっと会いたい"とか、
そうなんだけど、それだけではなくて、あやふやな表面だけど実はかたまりみたいな感触です。
でも何をどう声かけてみようが、グランデさんはきっとどうでもいいに違いなく。

それでいいし、今日のところは、"お誕生日おめでとう"で充分なのです。
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