大牟田サポイベでの一日

昨年12月10日、大牟田市動物園のサポーターイベントに行ってまいりました。
遠方のイベントはあらかじめ日程が判明してないと参加できることはめったにないのですが、
今回は別の遠征先のつもりで申請していた連休シフトに重なっていたため予定変更しちゃいました。

なお、今回の写真はどうぶつ達も大牟田市動物園の取り組みに関しても
自分用覚え書きにしかなってない中途半端な出来ですのであしからず…。

しずかさんの献花に訪問してから約9ヶ月ぶりの大牟田市動物園
園が一丸となってエンリッチメントに取り組み、昨年はエンリッチメント大賞も受賞しました。

エントランスからすぐの掲示板にエンリッチメントの説明看板がありました。
(クリックすると多少大きくなります)

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下部の文章がさりげなく、いわゆる"理想的な来園者の過ごし方"に誘導しているのがぬかりない。
中でも最後の「質問してみてね♪」は高尚系クソヲタ来園者にとっては理想だと思うものの、
実際にはやる気と自信がないと言えない気がします。さすが大牟田さんやでぇ…。

エントランスだけではなく、園内の看板や個体紹介掲示は前回訪問時からさらに増えてました。
ツキノワグマのツッキーのエンリッチメントについての説明。(クリックで多少拡大)

20161210_omuta_02.png

掲示物の親しみやすさとわかりやすさも勿論ながら、来園者へ観察を促すにあたり、
トレーニングの目的と方法が書いてあるため観察のポイントがわかりやすくなっています。

バードケージの手前にあるケヅメリクガメ放飼場。

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これだけみるとなんてことないと思うのですが、
ここは元々コンクリートでできた水禽用ミニプールで長らく使用されておりませんでした。
剥きだしのコンクリでは夏場冬場には足に負担がかかりますので。

デッドスペースとなっていたミニプールに3~4トンの砂を埋めたのだそうです。
これを普段の業務やトレーニングに合わせて行っているわけですから、
その労力が並大抵ではないのは素人ながらに想像に難くありません。

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(個体識別御免)

砂は一度埋めたらおしまいではなく、風で飛んで減ってしまうので、
訪問時のすこし前にも1トン分追加したのだそうです。
頭が下がるのひと言につきます…。

長屋形式の中型サル舎もコンクリ床に砂を入れ、丸太を渡してありました。
こちらも、職員用出入口がヒト一人ギリギリ通れる幅なのだそうで、
砂の搬入作業は相当な手間がかかると思われます。

サル舎に関してはどうぶつ達のエンリッチメントも当然ながら、
観覧者にとっては古い狭いコンクリ獣舎特有の多少の心苦しさが取り払われ、
結果的に観察時間の延長に一役買っているのではないかと思いました。

しかしながらわかりやすい写真を撮れなかったので次回の訪問では重点的に眺めたいです。

それではサポーターイベントより。
まずはゴマフアザラシのハズバンダリートレーニングの見学です。

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こちらはムーちゃん。
飼育員さんによるトレーニングを見学後、プールに移動して給餌体験をさせてもらいました。

続いてレクチャー室に移動して、大牟田市動物園の取り組みに関する講話を受けました。
一来園者ができることは大変に微々たるものだとは思うのですが、今後もできる範囲で訪問し、
大牟田まじハラショーだぜぇなどとつぶやきのひとつもしたい所存です。

最後にハクビシンチームとモルモットチームにわかれてエンリッチメント体験。
設備上見学のしやすさからオトナ参加者はハクビシンチームでした。

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容器を吊るしたり、ごはんのひとつひとつを職員さん手製の給餌道具に隠すことで採食時間を長くします。

エンリッチメントとは地道な手間ひまの積み重ねであることがよくわかります。
参加できてとても有意義でした。職員の皆様、ありがとうございました!

イベント終了後も園内を散策しました。

レッパンのレン君。
(レッパンと略せばレッサーパンダでもレッドパンダでも通るから便利)

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両脇のぼんやりした物体は、

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縦横無尽に歩きまわれる組み木でした。

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これだけ歩きまわれれば運動量も多くなりそうです。

最後に。サポーターイベントの参加ともう一つの目的、
熊本市動植物園から一時避難しているユキヒョウのスピカ様にお会いしたかったのでした。

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殆どの時間を行き来自由になっている寝室で過ごされていたのでわずかな時間ですが、
お元気そうな姿を拝見できて嬉しかったです!

遠征計画はジャガー優先で組むことは今後も変わりないので度々は難しいですが、
大牟田市動物園はまたいつか必ず訪問したいと思っています。

(2016/12/10撮影)
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フェニックスのはじめまして

今月半ば、夏季休暇で宮崎→鹿児島と周ってきました。
以前から気になっていた宮崎市フェニックス自然動物園に行きました。

フェニックスといえばフライング・フラミンゴショーが有名なのですが、
今回は他のトリさん達、中でも初めて会った3種を紹介したいと思います。

アフリカ園を通りすぎたところ、通路の向こう側に見慣れないお方が…。

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こちらはインドトキコウだそうです。

パキスタン~中国南部の温暖な気候の地域に生息してるようです(wikiより)。
JAZAの飼育動物検索によるとフェニックスのみでの飼育です。

「キリッ」

20160913_indotokikou_03.png

オレンジ色のアタマにクチバシ、なんともインパクトがあります。
それを覆う白と黒の羽毛…、美しいお姿です。
オレンジ部分は繁殖期には赤くなるようです(再びwiki)。

映りは今イチですが飛んでるところ。

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お食事タイムでサカナ(アジだったかな…?)を飲みこむ様子。

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ウロコがひっかからないよう、アタマから飲みこんでます。
右下には同居してるペリカンさんが見切れてます。

ペリカンさん4羽と同居されてますが、マイペースに過ごしておられる印象でした。
この日は当初早めに退出予定で足早に周っており、ガイドも眺めただけで終わりましたが、
結局やはり時間が足りずに退出を遅らせたので、性別とかお名前とか伺っておけばよかった。

続いて、コモンラッパチョウ

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首元の玉虫色!うっ、美しい…!
それ以外はシックな色合いなためにワンポイントお洒落というかファッショナブルです。

20160913_commonrappachou_01.png

クチバシと脚元が緑色なのもぬかりありません。この写真では判りにくいですが。
柵の目が詰まっててもんやり写真が多いですがご容赦を。

アマゾン川やオリノコ川流域に生息。それだけでより親しみを覚えてしまいます。
NHKの動物番組『ダーウィンが来た!』のHPにラッパチョウの紹介がありました(こちら)。
殆ど飛ばなくて、樹上のサル達が落とした木の実を食べているのだそうです。

フェニックスでも、ラッパチョウ放飼場に隣接してリスザル放飼場をつくり、
上部に通路を延ばしてリスザルのエサ場を設置し、食べこぼしが落ちるようにしてるそうです。

リスザル達は狙い通りそこでエサを食べて果物などを落としてくれたそうですが、
ラッパチョウ達はそれには興味を示さず、自分達専用のゴハンを食べていると掲示にありました。

20160913_commonrappachou_03.png

この通り。
ただしこの時はリスザルは上部の通路にはいなかったけど(^ω^;)ゞ

以前は札幌の円山動物園でも飼育していたようで、
そちらでは隔てるものなしで観覧できたみたいでうらやまし~(*^∀^*)

今回の最後に紹介するのはクラハシコウ

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(更新の止まっている)掛川花鳥園のブログに紹介がありましたが、
種名の由来はクチバシ上部の黄色い部分がウマの鞍に似てるからだそうです。

20160913_kurahashikou_02.png

光彩が黄色いのがメス、ともありますので二羽ともオスかと思いますが、
リサイズ前の写真も解像度粗くてわからない(^∀^;)ゞ

現在の掛川花鳥園HPには紹介がないので飼育終了してるのかな?
JAZAの飼育動物検索ではインドトキコウと同じくフェニックスのみでの飼育のようです。

20160913_kurahashikou_01.png

それにしてもクラハシコウもお洒落なカラーリングとバランスです。
今回紹介した3種とも、全体的に落ち着いているけど一部が華やかという
自分の好みにぴったりなお姿をしていて、新しい出会いに感謝です。

クラハシコウは滞在時間を延ばしてなければ見落とすところでしたのでよかったです。
次回はいつ来れるかわかりませんが、その時はもっと観覧時間をとりたいです。

フェニックスの記事はいつものように気乗りしたものからまとめていく予定です。

(2016/09/13撮影)

熊本のネコ科長屋でお引越し

熊本市動植物園の大型ネコ科獣舎の一部が地震により損傷したため、
お住まいの皆さんが県外の動物園へお引越しすることになったそうです。

朝日新聞デジタルより、

「熊本のライオンやトラ、別の動物園へ 地震でおり損傷」

アムールトラのチャチャちゃんは北九州市の到津の森公園へ、
ウンピョウのジュールさんとイーナさんは福岡市動物園へ、
ライオンのサンさんは大分県の九州自然動物公園アフリカンサファリへ、
ユキヒョウのスピカさんは大牟田市動物園へ。

道路状況と動物達の体調次第ですが、
予定では22日から始めて24日頃までに完了とのことです。

チャチャちゃん。

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スピカさん。

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ウンピョウさん達とサンさんはお会いしたことがないため写真はありませんが、
どうか、全員のお引越しがつつがなく終わりますように。

(2015/08/09撮影)

☆4/23追記!☆
本日、無事それぞれの動物園へのお引越しが済んだようです!

以下リンク先↓

朝日新聞デジタル 「熊本市動植物園のライオンやトラ、福岡と大分へ移送」

大牟田市動物園HPよりお知らせ 「熊本市動植物園からユキヒョウが緊急避難」

福岡市動物園HPよりお知らせ 「熊本市動植物園からウンピョウが到着しました」

到津の森公園HP「動物たちのおはなし公園だより」より 「無事に到着しました」

サンさんについては大分アフリカンサファリからの個別のお知らせはありませんが、
ちょうどここを更新している最中にTBS系『情報7days』という番組で取りあげられてました。
サンさんも無事に大分アフリカンサファリに到着したそうです。

仕事からの帰り道、Twitterのタイムラインを辿ってますと、
福岡県の3園からはTwitterやFacebookの各公式アカウント経由で、
大牟田→福岡→到津、の時系列で報告も届いていたようです。

どの動物園も到着して早々に報告してくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
今後も、動物達も動物園に関わる皆様もどうか健在であってください、と願わずにいられません。

かみねの大ネコさん達とトレーニング

昨年10月のかみね動物園より、大型ネコ科の皆さんです。
かみね動物園ではライオンベンガルトラが飼育されています。

ライオンのきぼう君。

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日光浴中のおもしろポーズ。

大震災直後の2011/03/16にメスのゆめちゃん、はるちゃんと3頭で生まれました。
彼等のお名前、直接被災していない人間が想像できる以上に希望の存在であったろうと思います。

ゆめちゃんとはるちゃんは東北サファリパークにお引越ししたそうですが、
きぼう君は現在かみねのライオン一家をひっぱるおにいちゃんです。

以下、覚え書きを兼ねて。
2012/05/25 パパライオンのウィルさんが亡くなる
2012/08/18 メス4頭誕生。ウィルさんの忘れ形見となりました。

2012年8月生まれの4頭のうち、2頭は既に他園にお引越ししています。
ニノちゃんはよこはま動物園ズーラシアへ、ショウコちゃんは甲府市遊亀公園附属動物園へ。
現在はバルミーおかあちゃん、きぼう君、ジュンちゃん、オーちゃんの4頭が暮らしています。

デコしわが個性的なバルミーおかあちゃん(左)と、多分ジュンちゃん(右)。

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バルミーさんはデコしわに迫力があるけど、優しいママライオンだそうです。

多分オーちゃんは訪問した日はお部屋で過ごしていました。
お外では会えなかった代わりにごはんタイムでは元気いっぱいの姿をみせてくれました。
(妹達については識別御免なのであくまでも多分)

こちらはカッコいいきぼう君。
まだ若いのに風格すら漂っています。

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イケメンじゃろ?!
(…とゆわれている気がする)

続いて、ベンガルトラのさわちゃん♀。
2009/07/13、秋吉台サファリランド生まれ。人工哺育でヒトが好きなんだそうです。

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チラッ。

タイヤ遊びなう。

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「!」

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(覗いてるのがバレてしまった^^;)
可愛らしいひとコマを魅せてもらいました♪

さて、かみねのトラ・ライオン舎は寝室も観覧できるため、収容後にごはんタイムがあります。
が、給餌だけでなくハズバンダリートレーニングの様子も見学できました!嬉しい♪

この日はきぼう君の採血トレーニングを実施していました。

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飼育担当さん(右)がホイッスルで合図を出し、獣医さん(左)が採血しています。

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きぼう君はおとなしく採血されることができたら、細かく刻んだ肉片を与えられます。

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動画ならもっと細かく手順を確認できるのだろうけど、写真では限界が…
(おもに自分の記憶力に)。ということで雰囲気が伝わればいいなと^^;

訪問時分はきぼう君とさわちゃんでトレーニングしていると伺いましたが、
きぼう君は怒りながらもやる気はあるそうです。一方さわちゃんは気まぐれなんだとか。

確かに時折ガウガウと気が立ってる様子ではありましたが、
シッポはトレーニング用の隙間から常に出してるし、滞りなく一連の動作を繰り返してました。

今回の記事を書くにあたってかみね動物園のHPを読み返したところ、
3年前にベンガルトラのアキラ君が亡くなった時のことを飼育担当さんが綴られていました(こちら)。
まさにアキラ君の死を無駄にせず、動物達が健康で過ごせるように取り組まれているのですね。

かみね動物園、本当に行ってよかったなぁ。

そして折よくこんなニュースも紹介されてました。

「ZOO JEANS がカンヌで賞をとりました!」

自分も動画はみていましたが、おめでとうございます!
広告賞を受賞するくらい珍しくてかつ有意義でもある取り組みということなのでしょう。

かみね動物園へ度々出かけるのは難しいけれど、
これからも応援する気持ちで発信される情報を楽しみにしています。

(2015/10/19撮影)

2016年の円形猛獣舎始め

2日に王子動物園へ、円形猛獣舎の皆さんにご挨拶してきました。
皆揃って新しい年を迎えられて嬉しい限りです。

ラオ&サクラ夫妻。

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いつも仲よしで、目線も同じ方を向いてることがしょっちゅうです。

サクラさん。

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ジャガーファミリーは特別ですが、円形猛獣舎の中では特にサクラさんが大好きであります。

ヤマちゃん。

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今年も彼女の繊細な愛らしさと美しさは健在です。

ティアン&ユッコ夫妻。

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年末から続いてるムラムラ期の終わりかけでした。

ユッコちゃん。

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瞬膜でててもこの美形っぷりです。

アムロどの。

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トレーニング中のゾウ舎が気になっています。

ポン母(右)&娘セイラ(左)。

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隊列を組んでる風の母娘。
(ブログにセイラちゃんを載せるのは実は今回が初めてだったりします)

この日はいかにもネコが夢中になりそうな形状のオモチャが用意されていまして、

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セイラちゃんはとっても楽しそうでした。この表情(≧m≦)

円形猛獣舎の面々にとってもよい年になりますように。

(2015/01/02撮影)

カバのバシャン&チャポン母娘

今回は10/19に訪問したかみね動物園より、カバの母娘です。
かみね動物園には現在国内最高齢カバのバシャンさん♀と、末娘チャポンさんが暮らしています。

こちらがバシャンさん。
1963/03/12生まれの御年52歳です。

左。

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正面。

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右。

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同じアングルの写真を並べてしまいましたが絞れなかった…(^◇^;)ゞ
だってこのお顔、こうして写真で後から眺めると悟りを開いたような半眼です。

動きが大~変、ゆっくりしていて、ほんの最初は大丈夫なのかな?
と思ってしまいましたが、足取りはとてもしっかりしていました。

こちら末娘のチャポンさんです。

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正面からみるとよくわかるのですが、むっちむちです。
1991/12/18生まれ。あら、もうすぐお誕生日ですね。おめでとうございます(*^o^*)♪

興味深かったのが、かみねのカバさん達は放飼場とプールの落ち葉をさらえてむしゃむしゃしていたこと。
落ち葉というより枯れ葉も食べるのかと感心しました。↓の写真は落ち葉とは関係ない場面ですが。

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ジャガー舎以外で長時間張りついてることがすくない(正直に書く)こともあり、
他園のカバさん達でこのような行動をみたことがありませんでした。

バシャンさん全身。

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あまりにもご長寿な個体というのは、威厳と同時に朗らかさがあり、
それが独特な雰囲気を醸し出していて観覧者を惹きつけることが多いと思うのですが、
そんな空気感をバシャンさんも勿論持ち合わせていました。

でも、バシャンさんは食欲も旺盛で、チャポンさんより食べる順番も早いようです。
おっとりというより快活タイプにもお見受けしましたが、どうなんでしょうか。

朝ごはんをたいらげた後はプールへ。
ゆっくりゆっくりゆっくり歩を進めるバシャンさん…。

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キリのよい位置?まではとても慎重に、ですが着実な動きです。
2年前のお誕生日間近な時期の朝日新聞には「足腰が弱ってきており」とあるので、
現在も変わらない生活を送れていることはバシャンさんご自身と職員さん達の努力の賜物なのでしょう。

この後はプールの隅に集まった落ち葉をむしゃって片づけてました。

母娘で並んだ後ろ姿。

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背骨の様子から、左がチャポンさんで右がバシャンさんかな?

カバは群れで暮らす動物ですが、国内の動物園で複数頭飼育の場合は大抵がつがいであり、
飼育スペース不足による繁殖制限等、さまざまな事情によって単独展示が圧倒的に多いと思います。

複数の成獣が繁殖のためではなく、普段の生活としてこのように身体を寄せ合って
過ごしている姿を観られるのは、実はとっても貴重なことではないでしょうか。
(ヲタクな一来園者としては繁殖のための同居観察はまた別腹なのである…)

かみね動物園を一日かけて満喫し、カバ舎もそろそろ収容のお時間です。

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やはりゆっくり着実にプールから上がるバシャンさん。

こちらはバシャンさん(↓の写真左)の寝室に続くドアなのですが、
バシャンさんがスタンバイする前からなぜかチャポンさん(同じく写真右)が
収容を催促するような動きをしていました。

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でもドアが開くと、バシャンさんがすっと寝室に入り、
その後チャポンさんは自分の寝室に続くドアが開くのをおとなしく待っていました。

おかあちゃんの代わりに、早く開けてよと催促しているのかな…。
だとしたらなんとゆう孝行娘であろうか、チャポンさん。

今日も一日おつかれさまでした。
これからも末永く母娘揃ってお元気な姿を魅せてくれると嬉しいな。

そして自分はかみね動物園にまた訪問する機会が持てたらいいのだけどσ(^∀^;)

(2015/10/19撮影)

はじめてのかみね動物園

先月、茨城県の日立市かみね動物園にお邪魔してきました!初訪問です!
かれこれまるっと2年前くらいから行ってみたかったのですがようやく叶いまして嬉しい限りです。

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かみね動物園だ、イェーイ!

興味をもったきっかけは国内最高齢のカバ、バシャンさん♀と末娘のチャポンさん母娘の存在を知り、
会ってみたいと思ったことですが、公式HPの職員さん達のブログ『どうぶつのくに』を時折拝読しては
素敵な動物園に違いない…、とジャガーさん達優先の遠征計画の一方で常に気になっていたのでした。

バシャンさんとチャポンさんはまた別の記事で紹介することにして、
今回はかみね動物園で初めて会った動物や印象に残ったことを記したいと思います。

まずはバリケン

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中南米にいるカモ。の家畜化したものだそうです。
見慣れたフォルムだけどカラーリングが見慣れない、自分にとっては初めて会う種類でした。

…と思ってJAZAの飼育動物検索で調べてみたら日本平でも浜松でも飼育されているようです。
普段いかに偏って観覧しているかがわかりますが、ジャガさんのいる動物園は致し方ない気もします^^;

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今頃気づいておいてなんですが、好みのタイプです(*・ω・*)

ハートマンヤマシマウマのユメコさん。

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柵を隔ててお隣に息子のヤマ君もいます。
どちらもうまく撮れずにかろうじて選んだ上の一枚です(´-ω-`)

ハートマンヤマシマウマは間違いなく初めて会いました。
ヤマシマウマはその名の通り、山岳地帯に生息するシマウマだそうです。

みためにわかりやすい特徴としては首に肉垂れがあります。
なんのためにあるのか気になる。

模様もグラントシマウマやチャップマンシマウマとは結構異なっています。
首元やおしり周りに較べて胴の辺りは縞模様が詰まっていて、おなかは模様無し。
前肢の模様も重なったように詰まっていて、縞というよりマーブル模様のようで綺麗です。

国内で観られるシマウマ模様の中で一番好みかもしれない(*・ω・*)

続いて、カピバラの皆さん。

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お隣にも何頭かいてまして、公立の動物園にしてはたくさん飼育されていると思いました。

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カピバラはもちろん初めてというわけではありませんが、こちらの掲示に感銘を受けまして。

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真ん中辺りにある「これだけは覚えておこう」。
カピバラだけではなくこちらのエリアには多くの動物の掲示でこの項目がありました。

動物園に来て、生身の動物に接したからには知ってほしいことがいっぱいある。
だけど一度に全てのことは覚えられない。でも、せめてこれだけは知ってほしい…!
そんな思いが切々と伝わる気が(勝手に)しました。

職員さん達のブログを拝読していても感じるのですが、
かみね動物園から発信される言葉は、動物や動物園のことをよく知らない、
または大きくは興味を持たずに訪問する相手にこそ伝わるように綴られていると思います。

"動物園オタク"って、そういったヘビーユーザーではない来園者に対して、
ややもすると独善的、居丈高になる傾向が自分も含めてある(と思っている)ので、
かみね動物園のこのスタンスに尊敬もしつつ、気持ちが高揚します。

それとこちらの掲示。

20151019_kamine_02.png

震災当時の出来事やその後の改修の様子などたくさんのことが紹介されていました。
今のかみね動物園を訪問しただけでは気づかずに過ごしてしまっていたでしょう。
こうしてかみねで暮らす動物達に会えること、職員さん達の尽力に感謝します。

恥ずかしながら今回茨城に行くまで知らなかったのですが、
JR常磐線(東京から宮城まで続いている太平洋側の路線)は今も運休区間があるのですね。
簡単に言葉にするのは軽々しいだけではありますが、一日も早い被災地の復興をお祈りします。

今回の最後にこちら。

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日立市の鳥、ウミウです。

写真がいかにも残念なのですが…、ここは自分用覚え書きなので!

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鵜飼のウはカワウではなく、このウミウだそうです。
詳しくは『どうぶつのくに』バックナンバーでご参照ください。

ウミウも初めてですが、動物園で飼育されているのは珍しいそうです。
瞳と顔が綺麗なカラーリングだ…。

かみね動物園で感じた魅力を描ききれた感じがあまりしないのですが、今日はここまで!
いつものようにあと2、3回の記事でのんびり紹介していく予定です。

(2015/10/19撮影)

ポンちゃん&アムロ君おめでとう

王子動物園より、先月8日にアムールヒョウの赤ちゃんが生まれたと発表がありました!

王子動物園公式HPより、「19年ぶりにアムールヒョウの赤ちゃん誕生」

ポンちゃん、

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(2015/01/23撮影)

アムロ君、

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(2015/01/03撮影)

職員の皆様、本当におめでとうございます(*^O^*)!

一頭亡くなったのは残念ですが、もう一頭は元気とのことで、
このまま順調にグンググーンと大きくなってほしいです♪

このペアは年末に交尾したのが最後と伺っていましたので、
ポンちゃんのおなか周りをガン視しつつ楽しみに待っていたお知らせです。

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(2015/04/02撮影)

出産前、自分で撮った中では最後のポンちゃんとかろうじてツーショットになってるアムりん。

真横からのアングルだと判りづらいのですが、ポンちゃんの下腹部は横にもりっと膨らんでいました。
その様子が判りやすい写真は訪問の度にトライするも結局撮れずじまいで、ちょっぴり残念(^▽^;)ゞ

(5/3追記)

…と横に膨らんだ写真ないと思ってたら、撮れ具合は今ひとつですがちゃんとありましたので追加。

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どうでしょう、お判りいただけますでしょうか。
(ともに2015/03/14撮影)

年末からの発情周期はお正月にかけても続いてて、こちらマウント真っ最中です。

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(2015/01/03撮影)

ベビちゃんとポンちゃんの子育ての様子を観られる日が来るのが待ち遠しいです(*^∀^*)

現在お一人で放飼場当番のアムロ君が早くも暑そうに過ごしてますが、
アムールヒョウファミリーは勿論、円形猛獣舎の全員が元気にこの夏も乗りきってくれますように。

すごいぜひびき動物ワールド

2/13に北九州の若松にある、ひびき動物ワールドという動物園に行ってきました。
オセアニアに生息する動物が4種、といっても特にカンガルーとワラビーについては
広々としたスペースにものすごい頭数で暮らしています。

Twitterでひびき動物ワールドとウォンバットのゴロさんの存在を知り
(最近にわかウォンバットファン)、地元フォロワーさんに案内していただきました。
その節は一日大変お世話になり、どうもありがとうございましたm(_ _)m!

さて、今回はイースタングレーカンガルーことオオカンガルー達の写真から何枚か。

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こちらはごく一部です。
そしてふれあいができます(奥側でお判りいただけるかと)。
カンガルーの毛はなかなかにやわらかでした(*^_^*)

まどろむ姿も至近距離で眺められます。

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こんな愛らしい表情が間近で(*^o^*)

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あんまりおっちゃんくさくないなぁ、と思ったら
それはアカカンガルー、とようやく認識したのはこの時のひびきにてでした(;^_^A

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一見ネコ科のゴロンのようで可愛らしいけど、地面でゴリゴリ掻いてる最中です。

ベビカンの尻尾がでてます(*^o^*)

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…とまあこうもリラックスしたオオカンガルーさん達をへだてるものなしにじっくり眺められるわけです。

それだけでも十分に他の施設では味わえない体験なのですが、
しかしながら、ひびきの本領は給餌の時間でした。

エサ箱を運ぶ飼育員さんを追っかけるカンガルー達。

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この眺め、圧巻でした(^◇^;)

文字通りの給食感。

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メニューはニンジンです。

ニンジンの後、干し草も給餌されます。

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干し草給餌する場面はウォンバットのゴロさんを優先していて観逃してしまったけど、
これだけの頭数が一列に並んでお食事している様子もなかなか見応えがありました。

退出際に撮った一枚。

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お天気もよかったおかげでさらに素敵な眺めでした♪

いつもはジャガーさん優先で遠征を組むので昨年は行けずじまいだったひびき動物ワールド、行ってよかった!

アサヒヤマ・アゲ

昨年6月に訪問した旭山動物園より、ぺんぎん館とあざらし館で撮った写真を中心に、
旭山の思い出というか印象を書いてみたいと思います。

訪問前、旭山動物園のことはなんとなく遠巻きに眺めていた感じがあります。
が、実際に足を運んでみて感じたのは、シビれるようにカッコいい動物園ということでした(*´▽`*)

開園と同時にもうじゅう館目指してまっしぐらしてたところ、右手に飛び込んできたペンギン達の看板。

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ムッハー、素敵!
森の中を泳ぐペンギン!しかも勢揃い!
ペンギン全種を並べた掲示は時折みかけますが、これはとっても素敵(*゚∀゚*)=3!

しかし一刻も早くもうじゅう館に辿りつきたいので慌ただしくカメラに収め、
さらに園内をすすみますと、左手にアザラシ達の看板もどどーんとありました。

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おそらく等身大のこの看板群、フレーム内に収まりませんでした。
この看板のためのスロープではないと思うのですが、スペースをなんと有効活用してることでしょう。
ゾウアザラシ、めちゃめちゃ大きいのですね!

入場して早々にテンションがボババとアガります。ウヒョー!(原文ママ)

それではぺんぎん館より、イワトビペンギン

20140624_iwatobipenguin_01.jpg

冠羽がないと判りにくいですね(^◇^;)

ジェンツーペンギン

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お水が綺麗なのでペンギン達が泳ぐ姿がよくみえます。

屋内放飼場のキングペンギン

20140624_kingpenguin_01.jpg

屋内のスペースはあまり広くはないですが、後方でイワトビさん達が抱卵してたり、
手前のキングさん達もなんとなしにお活発にみえます。

あざらし館など他の獣舎でもそうですが、濾過装置で水の透明度を高く保っているそうです。
ここまでくっきりとお互いの姿がみえるのは動物達にとって居心地はどうなんだろう?と思いつつも、
ペンギン達もアザラシ達も泳いでる様子はとても楽しそうにみえます(主観でしかないけど)。

もぐもぐタイムやガイドタイムも有効に使っているからなのだろうと思われますが、
動物達が退屈そうにしている感じがない、またはすくなくみえたことにとても感心しました。
動物達にとって一日の過ごし方にメリハリが効いているのだろうと思います。

そもそも"行動展示"って、一体どんなの?そんなスゴいの? と思っておりましたが、
"行動展示"ありきではなく、エンリッチメントを充実させたら生き生きした様子が確認されたので、
それをニンゲン様からみえやすい位置に通路をこさえた、という印象を複数の獣舎から受けました。

非常によく考えてデザイン、設計されてるのではという気がしました(勿論全くの素人感想)。
どことは言わぬし一園にも限らぬが、みた感じ真似っこした改修とオリジナル、全然違ウ!違いすぎるぅ!

ですが全ての改修獣舎で、ニンゲン様の観覧しやすさ<エンリッチメント、とは感じなかったので、
旭山に自分の追っかけ対象がいてたら異なる感想を抱いてたのかもしれません。

続いてあざらし館より、ゴマフアザラシの皆様です。

円柱水槽(マリンウェイというそう)。

20140624_gomafuazarashi_01.jpg

とっても楽しそうに行き来する様子が印象的でした。

おっきい方の水槽。

20140624_gomafuazarashi_02.jpg

(下に向かう写真が続いてしまった)

おそと。

20140624_gomafuazarashi_03.jpg

気持ちよさそうです…。

屋内施設でもうひとつ感心したことがあります。
旭山ではフラッシュ撮影など禁止行為はボランティアさんが躊躇なく注意する、と聞いておりました。
さらにおっきめのカメラを持っていようものならマークされて監視され続ける感があるとかないとか。

それ聞いて旭山コエェー!と出かける前はちょっぴりビビってたのですが
(まあ自分のカメラはズームレンズでデカくもないのでマークされもしないが…)、

○○館入口に立ってる各ボランティアさんはパステルカラーのユニフォームに、
手には大きくプラカードこそ持っているけれど、にこやかに挨拶の声掛けをしています。
極力、来園者に威圧感を与えないスタイルに感じられました。

大阪のおコ○ラ様館とか神戸のおパ○ダ様館みたく、背後にガードマン立ってる雰囲気を想像してたので、
なーんだ全然楽しく観覧できるんじゃん!と警戒が解けたのと同時にとても感心しました。

常連系来園者としては禁止行為をはたらくような輩には心底来てほしくない、というのが本音ではありますが、
動物園の役割のひとつに、来園者に生物や環境について興味や関心を持ってもらうことがあります。

『動物園 4つの目的』 (日本動物園水族館協会HPより) の教育・環境教育の項。

この目的に沿って、来園者のうち一人でも多くに関心を持たせようとするならば、入口の敷居は低く、
間口は広くみせることは大事ではないかと個人的に常々思っているので、理想の手法にみえました。
さらにその分、禁止行為は徹底してやらせないという姿勢にもまたみえたのでした。

初見の威圧感はすくない方がかえって声もかけやすいというか、
注意された側にしこりを残さず(比較的)、ということはその後も禁止行為を繰り返させない(なるべく)、
興味も削がない(かもしれない)、効果的なやり方ではないかなぁと思います。

禁止行為であっても当人に悪気がなかったのなら、注意の仕方には相当気をつけないと、
後味の悪さが先に立ってしまって、そのヒトの今後の訪問機会を摘んでしまうこともあると思うので、
それはさせないための工夫がちりばめられてる気がしました。

そしてそれは先に書いた動物園の目的と合致してると思います。

とはいえ、旭山の人海作戦を国内各地の動物園でも実施できるかというと、
それは現状難しそうな気もしますが…。

再びぺんぎん館より、フンボルトペンギン

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バビューン。

20140624_humboltpenguin_01.jpg

バビュバビューン。

こっからは感想というよりほぼ妄想ですが、園内でおみかけする飼育員さん達、妙にガテン感が漂ってました。
タオルバンダナ、まくったTシャツ袖、そして皆様やけに日焼けしておられ、全体的にちょっぴりコワモテ感。
おそとでDIY、遊具やら柵やらたくさんこさえてはるんだろうかなどと妄想膨らみました。

ガテン感はともかく、各職員さん、ボランティアさん、それぞれの役割を誇りをもって果たされている
という感じがぎゅんぎゅんして、ガワは動物園だけども、なんらか戦闘集団っぽさがありました。
カッコいい。

そうでなくてもお土産のお菓子が美味しいから最高だよ!
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