かみねの大ネコさん達とトレーニング

昨年10月のかみね動物園より、大型ネコ科の皆さんです。
かみね動物園ではライオンベンガルトラが飼育されています。

ライオンのきぼう君。

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日光浴中のおもしろポーズ。

大震災直後の2011/03/16にメスのゆめちゃん、はるちゃんと3頭で生まれました。
彼等のお名前、直接被災していない人間が想像できる以上に希望の存在であったろうと思います。

ゆめちゃんとはるちゃんは東北サファリパークにお引越ししたそうですが、
きぼう君は現在かみねのライオン一家をひっぱるおにいちゃんです。

以下、覚え書きを兼ねて。
2012/05/25 パパライオンのウィルさんが亡くなる
2012/08/18 メス4頭誕生。ウィルさんの忘れ形見となりました。

2012年8月生まれの4頭のうち、2頭は既に他園にお引越ししています。
ニノちゃんはよこはま動物園ズーラシアへ、ショウコちゃんは甲府市遊亀公園附属動物園へ。
現在はバルミーおかあちゃん、きぼう君、ジュンちゃん、オーちゃんの4頭が暮らしています。

デコしわが個性的なバルミーおかあちゃん(左)と、多分ジュンちゃん(右)。

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バルミーさんはデコしわに迫力があるけど、優しいママライオンだそうです。

多分オーちゃんは訪問した日はお部屋で過ごしていました。
お外では会えなかった代わりにごはんタイムでは元気いっぱいの姿をみせてくれました。
(妹達については識別御免なのであくまでも多分)

こちらはカッコいいきぼう君。
まだ若いのに風格すら漂っています。

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イケメンじゃろ?!
(…とゆわれている気がする)

続いて、ベンガルトラのさわちゃん♀。
2009/07/13、秋吉台サファリランド生まれ。人工哺育でヒトが好きなんだそうです。

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チラッ。

タイヤ遊びなう。

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「!」

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(覗いてるのがバレてしまった^^;)
可愛らしいひとコマを魅せてもらいました♪

さて、かみねのトラ・ライオン舎は寝室も観覧できるため、収容後にごはんタイムがあります。
が、給餌だけでなくハズバンダリートレーニングの様子も見学できました!嬉しい♪

この日はきぼう君の採血トレーニングを実施していました。

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飼育担当さん(右)がホイッスルで合図を出し、獣医さん(左)が採血しています。

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きぼう君はおとなしく採血されることができたら、細かく刻んだ肉片を与えられます。

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動画ならもっと細かく手順を確認できるのだろうけど、写真では限界が…
(おもに自分の記憶力に)。ということで雰囲気が伝わればいいなと^^;

訪問時分はきぼう君とさわちゃんでトレーニングしていると伺いましたが、
きぼう君は怒りながらもやる気はあるそうです。一方さわちゃんは気まぐれなんだとか。

確かに時折ガウガウと気が立ってる様子ではありましたが、
シッポはトレーニング用の隙間から常に出してるし、滞りなく一連の動作を繰り返してました。

今回の記事を書くにあたってかみね動物園のHPを読み返したところ、
3年前にベンガルトラのアキラ君が亡くなった時のことを飼育担当さんが綴られていました(こちら)。
まさにアキラ君の死を無駄にせず、動物達が健康で過ごせるように取り組まれているのですね。

かみね動物園、本当に行ってよかったなぁ。

そして折よくこんなニュースも紹介されてました。

「ZOO JEANS がカンヌで賞をとりました!」

自分も動画はみていましたが、おめでとうございます!
広告賞を受賞するくらい珍しくてかつ有意義でもある取り組みということなのでしょう。

かみね動物園へ度々出かけるのは難しいけれど、
これからも応援する気持ちで発信される情報を楽しみにしています。

(2015/10/19撮影)

カバのバシャン&チャポン母娘

今回は10/19に訪問したかみね動物園より、カバの母娘です。
かみね動物園には現在国内最高齢カバのバシャンさん♀と、末娘チャポンさんが暮らしています。

こちらがバシャンさん。
1963/03/12生まれの御年52歳です。

左。

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正面。

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右。

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同じアングルの写真を並べてしまいましたが絞れなかった…(^◇^;)ゞ
だってこのお顔、こうして写真で後から眺めると悟りを開いたような半眼です。

動きが大~変、ゆっくりしていて、ほんの最初は大丈夫なのかな?
と思ってしまいましたが、足取りはとてもしっかりしていました。

こちら末娘のチャポンさんです。

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正面からみるとよくわかるのですが、むっちむちです。
1991/12/18生まれ。あら、もうすぐお誕生日ですね。おめでとうございます(*^o^*)♪

興味深かったのが、かみねのカバさん達は放飼場とプールの落ち葉をさらえてむしゃむしゃしていたこと。
落ち葉というより枯れ葉も食べるのかと感心しました。↓の写真は落ち葉とは関係ない場面ですが。

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ジャガー舎以外で長時間張りついてることがすくない(正直に書く)こともあり、
他園のカバさん達でこのような行動をみたことがありませんでした。

バシャンさん全身。

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あまりにもご長寿な個体というのは、威厳と同時に朗らかさがあり、
それが独特な雰囲気を醸し出していて観覧者を惹きつけることが多いと思うのですが、
そんな空気感をバシャンさんも勿論持ち合わせていました。

でも、バシャンさんは食欲も旺盛で、チャポンさんより食べる順番も早いようです。
おっとりというより快活タイプにもお見受けしましたが、どうなんでしょうか。

朝ごはんをたいらげた後はプールへ。
ゆっくりゆっくりゆっくり歩を進めるバシャンさん…。

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キリのよい位置?まではとても慎重に、ですが着実な動きです。
2年前のお誕生日間近な時期の朝日新聞には「足腰が弱ってきており」とあるので、
現在も変わらない生活を送れていることはバシャンさんご自身と職員さん達の努力の賜物なのでしょう。

この後はプールの隅に集まった落ち葉をむしゃって片づけてました。

母娘で並んだ後ろ姿。

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背骨の様子から、左がチャポンさんで右がバシャンさんかな?

カバは群れで暮らす動物ですが、国内の動物園で複数頭飼育の場合は大抵がつがいであり、
飼育スペース不足による繁殖制限等、さまざまな事情によって単独展示が圧倒的に多いと思います。

複数の成獣が繁殖のためではなく、普段の生活としてこのように身体を寄せ合って
過ごしている姿を観られるのは、実はとっても貴重なことではないでしょうか。
(ヲタクな一来園者としては繁殖のための同居観察はまた別腹なのである…)

かみね動物園を一日かけて満喫し、カバ舎もそろそろ収容のお時間です。

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やはりゆっくり着実にプールから上がるバシャンさん。

こちらはバシャンさん(↓の写真左)の寝室に続くドアなのですが、
バシャンさんがスタンバイする前からなぜかチャポンさん(同じく写真右)が
収容を催促するような動きをしていました。

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でもドアが開くと、バシャンさんがすっと寝室に入り、
その後チャポンさんは自分の寝室に続くドアが開くのをおとなしく待っていました。

おかあちゃんの代わりに、早く開けてよと催促しているのかな…。
だとしたらなんとゆう孝行娘であろうか、チャポンさん。

今日も一日おつかれさまでした。
これからも末永く母娘揃ってお元気な姿を魅せてくれると嬉しいな。

そして自分はかみね動物園にまた訪問する機会が持てたらいいのだけどσ(^∀^;)

(2015/10/19撮影)

はじめてのかみね動物園

先月、茨城県の日立市かみね動物園にお邪魔してきました!初訪問です!
かれこれまるっと2年前くらいから行ってみたかったのですがようやく叶いまして嬉しい限りです。

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かみね動物園だ、イェーイ!

興味をもったきっかけは国内最高齢のカバ、バシャンさん♀と末娘のチャポンさん母娘の存在を知り、
会ってみたいと思ったことですが、公式HPの職員さん達のブログ『どうぶつのくに』を時折拝読しては
素敵な動物園に違いない…、とジャガーさん達優先の遠征計画の一方で常に気になっていたのでした。

バシャンさんとチャポンさんはまた別の記事で紹介することにして、
今回はかみね動物園で初めて会った動物や印象に残ったことを記したいと思います。

まずはバリケン

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中南米にいるカモ。の家畜化したものだそうです。
見慣れたフォルムだけどカラーリングが見慣れない、自分にとっては初めて会う種類でした。

…と思ってJAZAの飼育動物検索で調べてみたら日本平でも浜松でも飼育されているようです。
普段いかに偏って観覧しているかがわかりますが、ジャガさんのいる動物園は致し方ない気もします^^;

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今頃気づいておいてなんですが、好みのタイプです(*・ω・*)

ハートマンヤマシマウマのユメコさん。

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柵を隔ててお隣に息子のヤマ君もいます。
どちらもうまく撮れずにかろうじて選んだ上の一枚です(´-ω-`)

ハートマンヤマシマウマは間違いなく初めて会いました。
ヤマシマウマはその名の通り、山岳地帯に生息するシマウマだそうです。

みためにわかりやすい特徴としては首に肉垂れがあります。
なんのためにあるのか気になる。

模様もグラントシマウマやチャップマンシマウマとは結構異なっています。
首元やおしり周りに較べて胴の辺りは縞模様が詰まっていて、おなかは模様無し。
前肢の模様も重なったように詰まっていて、縞というよりマーブル模様のようで綺麗です。

国内で観られるシマウマ模様の中で一番好みかもしれない(*・ω・*)

続いて、カピバラの皆さん。

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お隣にも何頭かいてまして、公立の動物園にしてはたくさん飼育されていると思いました。

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カピバラはもちろん初めてというわけではありませんが、こちらの掲示に感銘を受けまして。

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真ん中辺りにある「これだけは覚えておこう」。
カピバラだけではなくこちらのエリアには多くの動物の掲示でこの項目がありました。

動物園に来て、生身の動物に接したからには知ってほしいことがいっぱいある。
だけど一度に全てのことは覚えられない。でも、せめてこれだけは知ってほしい…!
そんな思いが切々と伝わる気が(勝手に)しました。

職員さん達のブログを拝読していても感じるのですが、
かみね動物園から発信される言葉は、動物や動物園のことをよく知らない、
または大きくは興味を持たずに訪問する相手にこそ伝わるように綴られていると思います。

"動物園オタク"って、そういったヘビーユーザーではない来園者に対して、
ややもすると独善的、居丈高になる傾向が自分も含めてある(と思っている)ので、
かみね動物園のこのスタンスに尊敬もしつつ、気持ちが高揚します。

それとこちらの掲示。

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震災当時の出来事やその後の改修の様子などたくさんのことが紹介されていました。
今のかみね動物園を訪問しただけでは気づかずに過ごしてしまっていたでしょう。
こうしてかみねで暮らす動物達に会えること、職員さん達の尽力に感謝します。

恥ずかしながら今回茨城に行くまで知らなかったのですが、
JR常磐線(東京から宮城まで続いている太平洋側の路線)は今も運休区間があるのですね。
簡単に言葉にするのは軽々しいだけではありますが、一日も早い被災地の復興をお祈りします。

今回の最後にこちら。

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日立市の鳥、ウミウです。

写真がいかにも残念なのですが…、ここは自分用覚え書きなので!

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鵜飼のウはカワウではなく、このウミウだそうです。
詳しくは『どうぶつのくに』バックナンバーでご参照ください。

ウミウも初めてですが、動物園で飼育されているのは珍しいそうです。
瞳と顔が綺麗なカラーリングだ…。

かみね動物園で感じた魅力を描ききれた感じがあまりしないのですが、今日はここまで!
いつものようにあと2、3回の記事でのんびり紹介していく予定です。

(2015/10/19撮影)